相模原市淵野辺駅徒歩3分、糖尿病予防と治療・甲状腺疾患のご相談、もとみや内科クリニック

予防と対策

外来で出来るインスリン自己注射

  1. インスリン注射は、現時点で最も副作用のない糖尿病のお薬です。
  2. インスリン注射を使用するということは糖尿病が重症であると言うのは誤解です。
  3. 糖尿病が重症か、そうでないかは合併症と言う余病が、どの程度で、何個あって、それが落ち着いているか否かで決まります。
  4. 糖尿病は、自分の膵臓から分泌されるインスリンが過剰なタイプ(=インスリン抵抗性)と少なくなるタイプ(=分泌不全)があり、インスリン注射は、もともと自分の膵臓から出るインスリンと言う血糖を調節するホルモンを補充するだけなのです。
    従って、インスリン注射をしているからと言って糖尿病は重症ではないのです。
  5. あなた自身が普段行っているインスリン注射は、ポイントを押さえれば、より快適なものになり、適切なインスリン注射は、あなたのライフスタイルをより快適なものにします。
  6. インスリン注射は、よりよい糖尿病ケアの第一歩です。
  7. インスリン自己注射手技のポイントです。
  • インスリン注射は、医師と相談の上、糖尿病の型で適切な種類と回数を選びましょう
  • インスリン注射は上下に10回振って、薬液をしっかり安定させてから使いましょう
  • インスリンカートリッジ内の気泡を抜きましょう
  • インスリンの針は正しく装着しましよう
  • インスリン注射は注射部位に垂直に針を刺し、薬液を注入したら1,2,3と、ゆっくり数えてから抜きましょう
  • 短い針は、注射部位をつままないようにしましょう
    (注意:注射針の長さにより、つまむ場合とつままなくても良いものがあり、当クリニックでは、つままなくて良いものを使用しています)
  • 注射部位は、指導を受けたごとくの部位に順番を変えて打ちましょう
  • 注射した後は、揉まないようにして、その部位を消毒綿でそっと押さえましょう

インスリン注射に関してはお気軽に医師またはスタッフにご相談ください。